中学受験といろいろ。

2015年生まれの、我が子の受験記録。受験。検定。日常のこと。

そろばん検定当日


そろばん検定当日です。
商工会議所前には、わりと多くの人がいました。

『入場は受験者のみ』という内容が受験要項に書いてあったので、もしかしたら…とは思っていたのですが、保護者は建物入り口まででした。
なんだか10波のニュースも聞くし、人口密度あげたらお互いに辛いことになりかねない。
ご判断ごもっともなのですが、心配性な私は若干動揺していました。

漢字検定、算数検定などの場合、受験の座席まで一緒にいけることが多かったのです。
この場合、小学1年生レベルの漢字がでる検定を受ける大人は少数なので、子どもが集まります。
『子どもが集まる=親が一定時間までいたほうがスムーズ』ということもあるのでしょう。

ただ、今回は、比較的みんな大きい。大人もいました。
保護者がいても、そろばん塾のお友達と一緒だったりしていました。
そろばん塾仲間のいない箱子にとっては、一人旅です。
というか、私の心配が一人旅。
『人に聞けばなんとかなるから。行ってらっしゃーい』なんて放り出し気味に言いながら、こちらが緊張していました。

終了時の待ち合わせ場所を決め、わからないことがあったらスタッフ証を首からさげている方に聞くように告げ、どうしてもわからなかったら、受けなくてもいいから指定されたフロアから出ないよう告げました。
もしかしたら、泣いて飛び出してくるかもしれないと思い、開始時刻まで建物そばにいました。
私の他にも何人かいらっしゃいましたが。

それでも本屋さんをグルグル歩き、雑貨屋さん、布屋さんをまわり、終了時には再び建物前へ。
他の保護者もたくさん待っていました。
エレベータに乗れる人数ごとにでてくる受験者達。小学校高学年が目立つ気がしました。
高学年風の方々も、保護者などと合流していたのは一安心でした。
大きな高学年の隙間から、まだ小さい箱子が出てきて一言。『また、ここで受けたい』とのこと。

曰く
酸素濃度が高いのか、すごく集中できた。
他の人のそろばんの音も聞こえなかった。
『やめ』の声で、ビクッとなるくらい集中して気持ちよかった。
とのことでした。

1人で困ったこと、心細いことはなかったのか尋ねたところ、なかったようです。
幼児期から場所見知りをしない子なので、通常運転なのだと思います。
私が勝手に箱子を幼児扱いし、心配しているだけなのだと感じました。
箱子本人に感づかれないよう、言葉は放任で内心だけで心配していくスタンスを確立しようかと思っています。

それにしても。
幼いころからそろばんを習っていたのであろう、中学生くらいのお兄さん。
片方の肩に、ポップな色合いの可愛いそろばん塾のバッグを背負う姿は、見ず知らずの方なのに成長を感じてウルウルしてしまいました。
便利な脳みそで幸せだなーと、自分の単純さを感じた一日でした。


で。
結果は掲示されるらしいのですが。
ネット公開なしなの?
もう一度、小さい文字の要項読まないと。
掲示板見に行くって、行けない人はどうなるんだろう。